『sketch』が終わったらきっと寝込むだろう、という周囲(と自分)の予測に反し、
いま私はとても元気です。もちろん家は相変わらず寒いですが、
服の着方によってそれも克服できているし(シルクのインナーやソックスを買い足しました)、
夫や娘がひきかけた風邪にもうつらず、ばっちりブロックできています。
本が出来上がったというだけで、それを読者の方々に届けるという仕事はまだまだこれからなので
気持ちが張っているという見方もできますが、きっとそれだけじゃないはず。
ヨガやストレッチでできるだけ心身のコリを溜め込まないように心がけていると同時に
なんとなく、仕事の量や睡眠時間、食事のとり方、家事の力の抜き具合などなど
「自分の健康を保てるさじ加減」が、少しずつ感覚的にわかってきたように思うのです。
多分これ以上やったら具合が悪くなるな、という手前でやめておくことが実はどれほど大事か、
年令とともに自分のからだの変化と向き合いながら、そして過去の経験から学びながら、
ようやくコツがつかめてきたのが、今なのかもしれません。
また最近、自分では気づかなかったけれど夫から指摘されてハッとしたことがありました。
仕事がキャパのボーダーラインに差しかかると、私はヘンな咳をしているというのです。
夫にはコーヒーブレイクのときに仕事のことは何でも話しているので、
私の部屋から乾いた咳が聞こえ始めると「そろそろまずいんじゃないか」と思うそうです。
言われてみるとたしかにという感じで、その後、バランスを取り戻せてくると
嘘みたいに咳はピタッと止まる。自分では咳は風邪気味のせいだと思っていたのに、
そうではないことがほとんどだったということが判明しました。
つまり、からだは頭よりずっと敏感で正直なのです。
そのからだの声に早く気づくためには、体調を常にフラットな状態にしておくことが大事。
「からだが資本」とよく言うけれど、からださえ元気なら、何が起こっても乗り切れるはず。
そんなことをあらためて考えていた矢先、ハワイ帰りの友人から
おみやげにココナッツオイルとプロポリス液をもらいました。
気づけば最近は女友だちとも、からだにいいことやいいモノの話ばかりしていて
でもそれってすごく真っ当、間違ってない!と思っています。
......さて、週末! 私たちは名古屋に帰省の予定です。
週明けには、いよいよ『sketch』や『家がおしえてくれること』に寄せられた
読者の方々からの感想文を紹介する新ページ「BOOKS」を公開します。
どれも熱い思いのこもった素敵な文章ばかりで、
読んでいると気持ちがじんわりと満たされる、いいページになりそうです。
どうぞお楽しみに! そして、よい週末を。