今、はじめて「金継ぎ」に挑戦しています。
発売中の『暮しの手帖』にやり方が細かく載っていて、
それを読んでいたら、やってみようかなという気持ちになったのです。
道具は東急ハンズやAmazonでも揃えられます。
いちばん時間がかかるのは、器の欠けた部分にうるしをパテのように塗り、
しっかり乾かし、また塗り、というのを延々くり返す最初の工程。
1週間以上続けてもまだ欠けは埋まらず、なかなか根気のいる作業です。
でも、これほど「はじめて」の作業もめずらしくて、ちょっとわくわく。
器たちもわくわくしているみたいに見えます。
壊れた部分を金で装飾して景色にしてしまおうという前向きで大胆な発想、
それに「きんつぎ」って言葉の響きもなんだか美しい。
こうした日本の感覚って、とても粋だと思います。
最後に金をはたく工程が今から待ち遠しい!