初めての金継ぎ、最終組の器たちも無事にゴールを迎えました。
最も欠けが深かったグループで、スタートから1ヶ月近く経ての完成です。
といってもうるしを塗り重ねるのを2〜3日忘れてしまう日もけっこうあったので
もう少し真面目にやれば、もっと早く出来ていたかも。
端が欠けて、ちょっと自信がなさそうに見えていた器が
金継ぎをすると堂々として見えるのが不思議です。
この2枚はもう何年も欠けたまま使っていて可哀想なことをしました。
実はこの蓋付き瓶が、今回金継ぎを思い立ったきっかけでした。
春にうつわノートで買ったばかりの阿部太一さんの作品。
うっかり落としてしまった蓋が欠けて、あまりのショックに落ち込んでいたところに
ちょうど「暮しの手帖」の金継ぎ入門の記事を見つけたのでした。
お天気が今ひとつだった週末。土曜日は家でゆっくり、日曜日は近場でおでかけ。
家の中ではなぜかほとんどレオタード姿で通した娘は
なかなかできなかったことが、とうとうできるようになりました。
その報告は、また明日。