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Jul 31,2012

台所のどっしりさん

キッチンツール立てにしている陶器のジャーは、私の理想の形をした容れ物です。
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海外のキッチンルポでよく見かける、
どっしりとした陶器のツール立てにずっと憧れていました。
雑誌や本に載っているインテリアの実例記事を見るのは昔から大好きです。
人の家はいつも素敵で実用的なアイデアの宝庫だし
とくに海外のキッチンの写真を眺めていると理屈抜きにワクワクします。

長年"いつかほしいものリスト"に並んでいたイギリスの古い陶器のジャーを
3年ほど前、ヴィンテージショップの通販で、2個セットで思ったより安く見つけました。
私はどうやら、"はかなさ"よりは"揺るぎなさ"に魅かれるようで
ミルク瓶を大きくしたようなこの円筒型は大好きな形(ちなみに蕎麦猪口型も好みです)。
素朴なツートーンカラーのせいか、貫禄のある体型のわりに
性格は意外と控えめで真面目そうな感じも気に入っています。

木のツールとステンレスのツールを別々に立てていると
見た目がすっきりするだけでなく
スピード重視の料理のときはステンレスの方、
のんびり煮込んだり、じっくり焼いたりするときは木の方というように
必要なものがすぐ判別できて作業効率もいい気がします。

我が家の台所、課題はまだまだありますが
ツール立てに関しては今のところ
このジャーのおかげで状況はひとまず安定しているようです。

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Author : Nao Ogawa