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Sep 09,2012

CRUEL TO BE KIND

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昨日の夕方はカーステレオで何度もニック・ロウの『CRUEL TO BE KIND』を聴いていました。
仕事を終えて、私の実家で遊んでもらっていた娘を迎えに行こうと1人で車に乗り込むと
エンジンをかけた瞬間この曲が流れてきて、気分がカーン!と上がったのです。

その前まで、午前中の撮影から帰ってきて仕事部屋で原稿整理などをしていたのですが
あまりの眠さで、ときどき船を漕いでは一人苦笑いしているような状態でした。
そんなテンションを車に乗る直前まで引きずっていたら
この一曲でいきなり、頭の中のモヤモヤとした雲がパーッと晴れるようにハッピーになってしまいました。



中古で買った我が家の車はカセットデッキがついていて、CDはもう1年以上壊れっぱなしのため
一人や、娘と二人で車に乗るときは、夫がデッキに入れたままのカセットをそのまま聴いています。
彼の作るカセットテープは、その編集歴は長いだけに
毎回テーマを決めての選曲や流れがなかなか気持ちよく
曲が切り替わるたびに「ふーん、あの曲の次にこれかぁ、なるほどねー」とニヤニヤしています。

それにしても昨日のニック・ロウはまるで
「やぁやぁ、週末にお仕事、お疲れさん!」という感じで流れてきて
思わず吹き出してしまうような楽しさがありました。
この突き抜けた明るさとキラキラしたメロディー、最高です。
それに、テープの中身がすでにわかってしまっている夫には
こんなサプライズ的な聴き方はないのだろうなと思うと、ちょっと得した気分でした。

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