昨日の午後11時、キッチンの３つ口コンロはすべて鍋で埋まっていました。

私も夫も慌ただしい日々が続いていて、毎日お互いのスケジュールに
どうやって娘の送り迎えを組み込むか、綱渡りみたいな日々が続いています（頼りの両親は旅行中）。
昨晩は、娘は姉の家でごはんとお風呂をお世話になりました。
仕事から戻って迎えに行き、帰りの車中で寝てしまった娘を布団へ運ぶと
私には今日の遠足のお弁当の準備が待っていました。

そう、今日は娘の保育園主催のぶどう狩り遠足なのです。
娘が好きな出汁のきいた煮物などは、朝起きてから作るのでは時間が不安だったので
昨日の夜から作って、煮たり冷ましたりする間に、仕事の続きをしました。

思えば私が子どもの頃も、母はよく夜遅くに台所に立っていました。
パートから正社員になって働き出してからは
平日のごはんは同居していたおばあちゃんがほぼ作ってくれていましたが
作り置きができるおかずや、お弁当の下ごしらえなどを
母は夜の時間にやっていたのだと思います。
昨日の夜中キッチンに立っていたら
昔の実家の台所で黙々と料理をしていた母の姿がふっと蘇ってきて
母親になった以上、夜中に料理なんて何も特別なことではないのだと思いました。