仕事は合間の過ごし方が大切だと思っています。できるだけ仕事とかけ離れたものを用意すると、
気持ちが180度回転して、その後すっきり仕事と向かい合うことができます。
仕事の合間に...と用意した文庫本と音楽です。
Feist『Metals』(左上)
これまでの彼女の作品からは想像ができないほど静寂なアルバムです。
どうしてもこれを出したかった彼女のカナダ人としての気迫が伝わります。
(Fの木の枝でうつ伏せに寝そべっているのがFeistです)
岸田衿子・岸田今日子『ふたりの山小屋だより』(右上)
童話作家と女優である姉妹が幼少時代を過ごした群馬県の山荘のお話です。
姉の衿子はハイジの主題歌の詞を書き、妹の今日子は初代ムーミンの声優という
すごくバランスのとれた作家姉妹が、自然の中で生き生きと過ごします。
(巻末に衿子の元夫 谷川俊太郎との座談会が収録されているのも面白いです)
小林泰彦『アウトドア・ライフ入門』(左下)
作家 小林信彦の弟でイラストレーターである彼の描く世界は、
いつも自然とやさしさとアメリカが同じ立ち位置で登場します。
僕が尊敬するイラストレーターのひとりで、イラストルポは絶品。
(「入門」とタイトルにある本が昔から好きみたいです)
Punch Brothers『Who's Feeling Young Now?』(右下)
今アメリカでは古い伝統音楽を演奏する若手バンドが増えています。
ブルーグラスをここまでのびのびと自由に演奏できるバンドは彼らしかいません。
メンバーは全員いい顔をしていて、(味のある顔ともいえます)
このアルバムでは「Kid A」のカバーをやっています。しかも上手い。
のんびりできそうなアウトドアものばかり選んでいますね...。
これで気持ちを180度切り替えながら、今週は駆け抜けます!