最近は、ミネストローネを作る頻度が以前より多くなりました。
野菜の好き嫌いが出てきた娘が、このスープなら魔法がかかったように
ペロリと平らげてくれるからです。

野菜は、その日に冷蔵庫に半端に残っているものをなるべくたくさん入れます。
たとえば昨晩作ったミネストローネには
玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、にんじん、いんげん、ひよこ豆、エリンギと
７種類の野菜を入れました。他には、だし役になるベーコン、トマト缶、
味つけは固形ブイヨンと、オレガノとタイムとローリエ、塩、こしょう。
煮込み時間によってはトマト缶の酸味が残ってしまうので
はちみつや砂糖を少しだけ入れて調整します。
野菜やハーブが入っていても娘が喜んで食べてくれるのは
この仕上げの甘み調整によるところが大きいかもしれません。

炒めて出すと確実に残す野菜は、このスープに入れればあっさり解決。
大人用のククサで出しても、おかわりをしてくれる日もあるんですよ。
野菜とベーコンはすべて同じサイズ（私は約1.5cmの角切り）で統一すること、
煮くずれやすい野菜は後から投入して
なるべく各具材の食感が揃うようにすることが
食べやすくて美味しく感じるポイントでしょうか。

朝、食卓にこのスープがあると、野菜がしっかり摂れた満足感とともに
体の内側からじんわりと元気が出てくるのを実感できます。