昨日は雪の中、「栓抜き」や「かみのかびん」のデザイナーである小野里奈さんと、
「中田窯の蕎麦猪口」などのマーチャンダイザーである野口忠典さんご夫妻の
年末に引っ越されたばかりの新居にお邪魔してきました。

お忙しい二人とのスケジュールがようやく合ったのが昨日で、大切な打ち合わせも兼ねていたので
覚悟を決めて（？）お宅へ向かったのです。
打ち合わせが一段落したあたりから、お料理上手な小野さんのお料理が次々とテーブルに並び
冷えた身体（こうして見るとものすごく着込んでいますね）もすっかり温まりました。

矯正準備のせいで、ここ数日料理らしい料理を食べられなかった私ですが
昨日の野口・小野家のお料理はすべて美味しくいただくことができて幸せでした。
それに、お二人の職業柄もあって、出てくる器がすべて素敵なのです。
やっぱり器がいいと、食べるテンションも、場の雰囲気もぐっと上がるものだなぁと実感。

すぐうちでも真似してみよう！と思ったのが、小野さんがスウェーデンで教わってきたという家庭料理。
千切りしたじゃがいもと炒めたたまねぎとアンチョビを器に層になるように敷いて、
生クリームを回しかけてオーブンで焼いたグラタン。
なんとも素朴でやさしい味に、私も夫も箸が止まりませんでした（笑）。

友人宅におよばれする機会自体がとても久しぶりで、なんだか新鮮な感動がありました。
出していただくお料理の作り方を教えてもらえばレパートリーも増えるし
今度自分も真似させてもらおう、というヒントが何かしら必ずあるものですよね。
帰りは雪も小ぶりになり、私の母といいこでお留守番してくれていた娘のもとへ
スムースに帰ることができました。