「家に花を絶やさない計画」の流れで、最近はキッチンのテーブルに花を置くことを心がけています。
古い家を低予算でリフォームした我が家。
キッチンに関しては、システムキッチンを入れ替えたくらいで大きな改修はせずに使っています。
広さはありますが、シンクやガスレンジは北向きで昼間もあまり明るくなることはありません。
でも、朝まだ暗い時間に起きてきて一番最初にすることは、このキッチンでお湯を沸かすことです。
その後も朝食、自宅作業の日は昼食、そして夕食作りに、毎回の片付け。
家にいる時間は仕事場以外ほとんどキッチンにいるといっていいくらいです。
だから花はリビングだけではなく、キッチンにも置いていいんじゃないか?と思った次第。
キッチンとリビングはそれぞれ独立させた間取りの方がいいのか
あるいは一体化させる方がいいのか、これってなかなか難しい問題ですよね。
今すぐには答は出てきません。でも私は今、この北向きの
一日通してあまり明るくならないキッチンもそれなりに気に入っています。
というよりは、もっと気に入った部屋にしようと
花を飾ったり、雑貨を入れ替えたりと、ちょこまか努力しているところです。
つくづく、人と家の関係は、人間同士の関係と同じだなと思います。
最初からパーフェクトに合う相手なんてなかなかいません。
でも、どんなに難しそうと思った相手でも、前向きな発想と細かい工夫で
思った以上に居心地のいい相手になったりするし、
相手が少し変化するだけで、また新鮮な気持ちで向き合えます。
最近は、時間がない日の朝食や昼食をこのキッチンテーブルで済ませることもあります。
キッチンが片付いていればこそそういう気にもなるし
ここで食事するとなれば、もっといろんなところを改善したくなるもの。
毎朝お湯が沸くのを待ちながら
どこをどうしたらもっと良くなるのかな、という目でこの部屋を見渡すようにしています。
とりあえず春になったらスツールをペイントする、それだけは決めています。