夏の間ずっと気になっていた展示に、ようやく行くことができました。
「トーヴェ・ヤンソンの夏の家 ムーミン物語とクルーヴ島の暮らし」(残念ながら展示は本日までです)
彫刻家の父と挿絵画家の母の間に生まれたトーヴェ。
彼女が夏に暮らした、クルーヴ島の小屋が再現されています。
残っていた図面をもとに実物大で制作された小屋は、
オーブンとベッドと机という、最小限のものしかありません。
窓から見える景色と風の音に耳を傾けながら、ここで作品を生み出していたのでしょう。
奥にはムーミン屋敷がありました。
娘はこちらの方が楽しそう(笑)。
トーヴェのストイックで逞しい精神は、彼女の描く迷いのない線にしっかりと表れています。