先日手に入れた古本に、ペンギンブックスのしおりが入っていました。
ペンギンブックスは、1935年にイギリスで創設された「ペーパーバック」(文庫本)の出版社。
良質な古典作品や近代小説が中心のラインナップで知られています。また思想や科学などのノンフィクション作品が「ペリカンブックス」、児童書は「パフィンブックス」と鳥の種類でジャンルがわかれています。
(パフィンはニシツノメドリというこんなカワイイ鳥です)
神保町にショールームがあったようですが、電話番号の桁数が少ないので、かなり昔のことのよう。
(どんな場所だったのでしょうね、気になります...)
ペリカンブックスは80年代に一度幕を閉じますが、今年めでたく復刊しました。
上品で美しい装丁は、昔も今も同じ。
うちにあるペーパーバックは、ケストナーの『エーミールと探偵たち』。
こちらはパフィンブックス。軽くて手に馴染むサイズが気に入っています。
(パフィンブックスは、一連のムーミン作品で知られています)
このたび完成した僕らの『sketch』も、同じペーパーバックサイズです。
ペンギンブックスのように、いつまでも愛される本になってくれるといいなぁと思っています。