本日より『sketch』の販売をSHOPページにてスタートします。
『sketch』は新書判で、一冊あたり80ページの本。「小さくて細長い手帳のような」サイズについては
夫が先週、ペンギンブックスと並べてわかりやすく紹介してくれました。→ BLOG「Paperback」

姿は小ぶりですが、中身はぎゅっと濃い！
具体的には、書き下ろしエッセイが『sketch 1』『sketch 2』あわせて10本。
他にも読みごたえのある対談、大好きな店や音楽や映画のコラムなどを収録しています。
夫はイラストや写真を担当しつつ、趣味の音楽ネタなどでは文章も手がけています。

エッセイページは、まず私が文章を書き、それを読んだ夫がイラストをつけるという流れでした。
念願の2色印刷にトライし、4色とはまた違うイラスト世界が表現できたと思います。
はじめてトライした左開き・横組みの仕様も、洋書のペーパーバックっぽさに一役買ってくれました。

エッセイは、日常を形成しているもの一つ一つに焦点をしぼりながら
自分の身に起こった話だけれど、たぶん誰にでもこういうことは起こるのではないかな、
というテーマをピックアップしています。

以前のブログで書いたように、エッセイと同じくらい思い入れがあるのが、２つの対談です。
これは『sketch 2』に収録した、尾道に移住した写真家の岡本真菜子さんとの対談ページ。
この本のために最新の写真作品も提供してくれました。彼女にしか表現できない写真の世界と、
等身大の言葉で語られる、夢を一つ一つ実現していく行動力に、明るい勇気をもらうページになりました。

なかなか思うようには過ごせない毎日だけれど、読むと少しだけ気がラクになったり、
ちょっと真面目に考えてみたくなったり、つい笑ってしまったり、自分と同じだ！と共感したり。
予約して先行販売ですでに読んでくださった方から続々と寄せられているコメントを見ると
この『sketch』を、みなさんそんなふうにそれぞれの楽しみ方をしてくださっているようです。
私たちとしても、それは本当にうれしい反応。だってそれこそが自主制作でつくる本の醍醐味だからです。
表紙やタイトルで中身がすぐ想像できない、でも開くと、
そこにはいろんな世界が深く広がっている。そういう本をつくりたかったのです。

『sketch 1』『sketch 2』は各¥1,620（税込￥1,750）、2冊セットで￥3,240（税込￥3,500）。
送料は無料です。ご注文はこちらからどうぞ。→ SHOP『sketch』

発売を記念して、これからも『sketch』をあらゆる角度からご紹介していきます。
すでに読まれた方にも、これから読む方にもきっと興味深い、
さまざまな制作秘話が登場しますので、お楽しみに！