メルボルンに到着した翌朝、早起きをしてクイーン・ビクトリア・マーケットへ向いました。
新鮮な果物や野菜、魚や肉、デリやカフェなど600軒以上のお店が並んでいます。
1878年創業という市場の佇まいは、オープンしたばかりのデパートのように洗練されていました。
街にある雑貨店は、どのお店もスタイリッシュでカラフル。どうやら北欧が流行りのようです。
日本の店と品揃えがよく似ているのは、どちらも島国だからなのでしょう。
プリントや印刷、デザインには、オーストラリア独特のポップなクラフト感があります。
メルボルンでは、レコードがおしゃれなアイテムとして浸透しています。(素晴らしい!)
どのエリアにも必ず数軒は存在する小さなレコード店に、音楽への愛情の深さを感じます。
若者から往年の音楽ファンまで、男性も女性も気軽にレコードを探していたのが印象的でした。
僕らの期待をはるかに超えていたのは、パリよりも多いカフェのクオリティの高さです。
集まる人たちと店員、内装、豊富なメニューにサービス、どれをとってもパーフェクト!
そんな素敵なカフェが、アーケードやレーンはもちろん、街中に数多く点在しているのです。
コーヒーはエスプレッソベースで、ラテやカプチーノが主流。
酸味とコクが一度に楽しめるスッキリした味わいで、クッキーやチョコレートによく合います。
街の中心を走る路面電車(トラム)は、すべて無料で乗り降り自由。
仕事は夕方できっちり終え、ほとんどのお店は18時でおしまいです。
仕事のあとは、仲間や家族とゆったり食事を楽しむのがメルボルンスタイル。(素晴らしい!!)
食材に恵まれた広大な土地で、新鮮な素材そのものの味に酔いしれた7日間でした。
素敵な発見と偶然に出会ったメルボルンの旅を、今週は少しずつ紹介していきます。