娘が学校に日焼け止めを持っていくようになってから、ひと月半。
5月中旬に、公園でタイヤの遊具に足を引っかけて顔から転ぶケガをしたため
お医者さまから「跡が残らないようにするには、この夏とくに日焼けに気をつけること」と
言われているからです。朝は洗顔後に私がていねいに塗り、
昼休みには自分で、手洗い所の鏡を見ながら塗り直すようにと伝えています。
減り具合を見ると、言いつけを守ってまじめにつけているみたいです。

それにしても、ケガは娘が生まれて以来いちばん大きなものでした。
縫いはしませんでしたが、右まぶたと頬骨を中心に
広範囲かつ強めの擦りキズ（幸い目は無事でした）。
ちょうど名古屋に帰省中、ばあばと公園に遊びに行ったときに起こった出来事だったので
滞在予定を切り上げて車で飛んで帰り、地元の大きな病院の休日診療に駆け込みました。

数日間は、朝起きるたびに右目周辺が腫れていたため、鏡を見てメソメソ泣いたり
買い物に出ると人から「どうしたんだろう」という顔で見られるのがイヤだと落ち込んだり
元気な時には知り得ない、複雑な思いや立場を経験したようです。
でも、通院のために遅刻や早退は何度かありましたが
学校に行きたいと休まず行ったのには驚きました。
絆創膏姿を見たお友だちや先生たちに「どうしたの？」と日に何度も聞かれて
それに答える術もだんだん上手くなっていったみたいです（笑）。

小学生にバレエを教えつづけている姉によると、小学校入学直後というタイミングは
急に動きが活発になってケガする子が増えるのだとか。
言われてみると、先日の授業参観では娘ほどの規模ではありませんが
顔が絆創膏姿の子が何人かいて、先週は腕を骨折してしまった子も出たそうです。
その子たちの姿を見ると、親御さんの胸中を思ってつらい気持ちになります。

こどものケガと、そのキズがなんとか完治するよう必死で祈る親の気持ち、
私にとっても初めての体験でした。

＊日焼け止めは、私が４〜５年、いやもっとかな？ 浮気せずに愛用している
ジョンマスターオーガニックのサンスクリーンを、一緒に使っています。
こどもが自分の手で塗ってもすっとなじむほど、白浮きしない優れものです。