灼熱の台湾から帰ってきました。
旅の後はその報告をブログに記していますが、今回はどうしようかなと昨日一日考えて、
「初めての台湾、これがよかった!」という私的ランキング形式で行こうかと思います。
写真の整理がまだまだにつき、いきなりベスト1から始め、たぶん5位くらいまで......の予定。
よろしければお付き合い下さい。
というわけで台湾私的ベスト1! それは「朝食」です。
といっても2泊3日なので2回しか食べていませんが、
どちらも思い出すだけでお腹がしみじみと満たされるような、印象的な美味しさでした。
これは2日目の朝ごはんを食べに行った「民楽旗魚米粉湯」。
周りの人を見ながら、ビーフンとお粥の両方をいただくことにしました。
台湾語も北京語もまったくできないので、小皿のおかずをこれ、これ、と指さしオーダー。
この後、現地のお客さんが隣にきて、片言の日本語で「コレ、オイシイ。コレモ、オイシイ」と
おすすめ料理を教えてくれました。めちゃくちゃありがたく、その推薦通りに注文しました。
ビーフンのスープは、一口すすった瞬間あまりの美味しさにびっくり!
薄味なのにしっかりだしが効いていて
(ガイドブックによるとカジキマグロから取るだしだそうです)、
でも脂っこくなくて最後まで飲み干せるほどあっさりしたスープでした。
店は6時オープンとのことで、私たちが訪れた時間は朝8時前。
常に満席状態の客席は、みんなパッと食べてサッと去るので、どんどん回転していきます。
ここに来る前、夫と娘はホテルの朝食ビュッフェに寄っていましたが
(二人とも朝ごはんを食べないとスタートできない体質なので)、
私はここに照準を合わせてお茶だけにしていたため、
空腹でこれをいただける幸せに、心の中でガッツポーズをとりました(笑)。
私におすすめのおかずをおしえてくれたおねえさんは偶然左隣に座っていて
「これには胡椒をかけてもいい」など、いろいろアドバイスしてくれました。
お粥とビーフンとおかず3皿で、約150元(500円くらい)。
胃に負担をかけずにじんわりエネルギーチャージしてくれる朝ごはんに感動しました!
その感動から、3日目も外朝ごはんを心にきめ、次は豆漿(ドウジャン=豆乳)にトライ。
夫と娘がホテルの朝食に行っている間は部屋に一人残って
荷造りしながら(本当に2泊って慌ただしいですね)胃袋をスタンバイさせておきました。
その後3人で地下鉄に乗り、さらにてくてく歩いて向かったのは「鼎元豆漿」というお店。
イートインやテイクアウトでどんどん回転していくお客さんの列に並び、
ど、どうやって注文したらいいんだろう??と焦っていると、
お店の人がこの店の名物メニューが紹介された日本の雑誌の切り抜きを渡してくれて
お目当ての鹹豆漿(シェントウチァン=温かい豆乳)にありつけました。
豆乳と言っても、ゆるゆるふるふるに仕上げた茶碗蒸しのような食感で
これもだしが効いていてめちゃくちゃ美味!
クルトン的に刻んだ揚げパンが入っているのも心憎く、
ラー油でアクセント加えながらいただきました。
もう一つオーダーしたのが、焼餅夾蛋という卵焼きをはさんださくさくのパン。
すでに朝食を済ませたはずの夫と娘まであまりの美味しさに奪い合うようにして試食。
夫がこの焼餅のテイクアウトをずーっと悩んでいましたが、
この後も食べる予定が続いていたため泣く泣くあきらめていました。
これは注文伝票。自分で数量を書き込むので言葉ができなくても大丈夫。
ちなみに鹹豆漿+焼餅夾蛋で50元(約150円)!
この安さと質の高さにはびっくりです。
日本では、外食って贅沢だったり、そればかりでは健康面で偏りがあるイメージですが
台湾において、しかも朝食に関してはその心配はいらないようですね。
今回は、2泊3日の海外旅行という未知の体験、しかも旅先は初めて訪れる土地で
ふくらませていたイメージとは違ってしまった部分も多々ありますが
何でも経験からしか学べないことはあるものです。その点で今回の台湾は、
これからも続く私たち家族の旅においては必要なものだったようです。
明日のブログでは、私的ベスト2&3を発表します!