男の魂を揺さぶる「レザー名品」物語という特集で、文章を書きました。
ひとつは建築家吉村順三の「たためる椅子」。吉村順三の代表作のひとつ「軽井沢の山荘」の雰囲気がとても好きで、僕らの家づくりの参考にしたほど。たためるのに存在感のあるこの椅子は、ぜひ縁側に置きたいと、実際に座りに行ったこともあります。今回の取材で久しぶりに座ってみたのですが、座面の張りと重心のバランス、座り心地はやはり素晴らしかったです。
もうひとつはポスタルコのステーショナリー。デザイナーのマーク・エーブルソンさんは、LA生まれでありながら、日本の職人の手仕事に惚れ込み、すべてのアイテムを日本で作っています。以前彼にインタビューした時に、アメリカやアジアなどさまざまなところで作ってみたけど、日本の仕上がりがいちばんよかったんだと、うれしそうに語ってくれたのを思い出しました。
どちらの記事も、現在発売中の『メンズプレシャス 冬号』に掲載されています。