SHOPページで大好評をいただいている
〈LØKKE furniture（ルークファニチャー）〉の木工雑貨。
そのラインナップに、今日から新しい商品が加わります。
ウォールナット製の折りたたみブックスタンドで、
「ブックスタンド A」と「ブックスタンド B」。

この商品のアイデアが生まれたのは今からおよそ一年前、『sketch』が完成したころ。
表紙のデザインがとても好きで、この本を部屋に飾りたいな、と考えた私たちは
本とともにインテリアになるようなブックスタンドが欲しくなりました。
さっそく〈LØKKE furniture（ルークファニチャー）〉の石川寛之さんに相談し、
アイデアや希望を伝えてみると、それを取り入れながらオリジナルの商品を考えてくれました。

脚を折りたたむと受台部分以外は凹凸がほとんどなくなり、フラットな形状に。
天然木の味わいとシャープな質感のバランスに
〈LØKKE furniture（ルークファニチャー）〉らしい美学を感じます。

サイズは２種類とも『sketch』がきれいに乗る大きさですが、
もう少し判型が大きな本でも、重すぎたり厚すぎたりしなければ飾れます。

こちらは本を受ける台の部分が固定式になっているタイプ「ブックスタンド A」。

文庫や薄めの本、CDジャケットやブックレットなど
見た目にも重量的にも軽めのものをさりげなく飾るのに最適です。

小さなイーゼルのようにポストカードや写真を飾ってもいいですね。

もう一方は、受台部分の奥行きをスライド式で調整できるタイプ「ブックスタンド B」。

ストッパーがついているので、表面が反ってしまったソフトカバーの本も
表紙を押さえながら飾れます。
厚さ約1.5cmの『家がおしえてくれること』はもちろん、
厚さ約2cmの本でも置けました。

受台を前後にスライドするときは必ず両手で（商品には取扱い上のご注意点を同封します）。
愛着を持って長く付き合っていただけるよう、極力シンプルなつくりになっています。

作り手の石川さんが、この商品に込めた思いをメッセージにして送ってくれました。

「折りたたみ椅子の雰囲気をもとに、" 本の椅子 "をイメージしてつくりました。
あくまで主役の本を支える道具として木材の太さを最小限に抑え、
ひっそりとした存在感に仕上げています。
また、本を読む、飾る、交換するときのワクワクした気分が
" 動かす "という行為によって、さらに増したらいいなと思いました。

これは、本と一緒に経年していく道具です。
本をたくさん読んでいくと表紙の色が変わったり、ところどころやぶれたり、
線を引いたりと変化していくもので、
このブックスタンドも、本とともに変化していくものであってほしい。
手入れをしながら愛着をもって付き合い、
時間をかけて自分の道具にしてもらえたらいいなと思っています」

「本の椅子」という響きから、ますますこのブックスタンドに親しみがわいて
さっそく新刊の『おしゃれと人生』を飾るのにも使っています。
　　　　　　　　　
石川さんは現在、岐阜県の工房で一人で制作に励んでおり、
この商品も次回の入荷までは数ヶ月のお時間をいただく予定です。
SHOPページでは他にも、ウッドフレームの種類やサイズが増え、
ポストカードの新柄も加わりました。いずれも本日より販売スタートです。
私たちの愛着ある品々のお買い物を、どうぞお楽しみください。→　SHOP