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Jun 07,2016

にわのわ 2016

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千葉県佐倉市で開催されたアート&クラフトフェア「にわのわ」に行ってきました。まずは初参加なので、ガイドマップを見ながら会場をひとまわり。途中気になるブースを見つけたらチェックして、全体の位置関係と広さを頭とカラダにインプットします。
大きなイベントではお客さんの流れや勢いにのまれ体力を消耗することが多いので、じっくりと効率よい動きをシュミレーションしていきます。(初めてフジロックに行った時に、あまりにもうれしくて離れたステージを何度も行き来し、アキレス腱がパンパンに腫れた苦い経験があります...)

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新緑に囲まれた広い公園内には100を超えるテントが並び、陶磁器、木工、ガラス、アートや雑貨などの作家が一堂に会します。会場はかつてお城があった台地の上にある佐倉城址公園。

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周りがなだらかな丘になっていて、木かげで休みながらフードやドリンクを味わうことができました。次回はシートを持っていこうと思います。

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フードブース周辺はとても歩きやすく、テーブルのあるカフェでくつろぐこともできます。転んでも大丈夫な草地は、小さな子でも安心。会場の広さがちょうどよく、クラフトフェアには絶好の場所だと思いました。音楽イベントにもよさそうです。

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僕が気に入ったのは地形と高低差です。公園までのゆるやかな長い坂道は大変だけど、外堀や内堀などがそのまま残り、見晴らしがよく気持ちがいい。この深い堀にもかつて水があったのかと思うと、胸が躍ります。奥が竹やぶというもなかなか味わい深い。


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誘い込まれそうな急な階段の先には、トトロや木霊の気配が・・・。


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「にわのわ」は今年で5年め。詳細で見やすいガイドマップやスタッフの方々の爽やかで機敏な動き。何よりも集まった人たちが、みんな楽しそうでした。

エリア内をのんびりと散策しながら、作家さんに直接質問ができるのはクラフトフェアのよい所です。目の前に並ぶ作品の制作過程やこだわりをじっくり聞きながら、作家の人となりや表情、ものを作り出してきた手を間近に見ることで作品への愛着もグッと深まります。風情と歴史ある佐倉城址公園を後にし、駅までの帰り道は僕らの歩幅も一段と大きくなっていました。

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Author : Takahiro Koike