連載中の「思い出の味」で、テノール歌手の秋川雅史さんを取材しました。
声楽家の父に憧れ、同じ道を目指した秋川さん。大学生の時に引越しのアルバイトで貯めたお金で、念願のイタリアへ4年間留学しますが、のどを痛め帰国。3度の手術を経て、ようやく声を取り戻し39歳の時に「千の風になって」が大ヒットします。
ステージで2時間近く立って歌うと、終演後には足がパンパンになるそう。「翌日にどれだけ疲れを残さないかが、自分のいちばん大事な仕事です」という言葉に共感しました。秋川さんがうれしそうに語ってくれた数々の食の体験が本当に面白く、取材中も笑いが絶えませんでした。
秋川さんのインタビューは、現在発売中の『栄養と料理』8月号に掲載されています。「千の風になって」を初めて聴いた時、ジャンルと世代を超えたすごい曲だと感激しました。この豪華な3ショットは、何度見てもシビれます!→ 「千の風になって / 秋川雅史・布施明・五木ひろし」