奥さんのメルボルン出張中に、いろんな計画を立てていました。録画していた映画を観たり、読みたかった本や雑誌をめくったり、ギターも弾きたい。ヨガもやっておきたい。展覧会、コンサートにも行きたい。でも、すべては予定どおりにいかないものなのですね・・・。(写真の中央に座る娘は、川釣りの見学をしています)
オーダーのイラストや連載の準備、娘の学校の大量のプリントの解読と締め切り、母の引越しに伴う保険などの諸手続き、慣れない土地で不安を解消させるための細やかなフォローなどが重なると、自分ひとりの時間を作るのが相当難しいことがわかりました。
そして奥さんへの感謝の気持ちは確実に増えました。いなくなってよくわかったのですが、一緒に過ごすことの安心感が仕事に潤いを与え、暮らしや気持ちにも程よい余裕を生み出していたのです。ひとりの時間が大切なのと同じように、家族や夫婦でいる時間もまた大切だと僕は思います。どちらが多くても少なくてもいけないのです。母と今後のことを相談し、身の回りの世話する機会は増えましたが、近くに暮らすことで、気軽に行き来できる安心感も確実に増えました。その安心感と感謝の気持ちが、僕と娘に「なんとかやれる!」という絶大な自信を与えてくれるのです。
娘が撮影していたふんわり雲が・・・
きれいな麦わら帽子になりました。すべてはAll Right!