土曜日の遠足が雨で早く終わってしまったので、
午後は家で、録画してあった『赤毛のアン』を娘と一緒に観ました。
字幕放送だったため私がオリジナルの吹き替えでセリフを要約したり場面の説明をしてあげると
本やアニメでだいたいあらすじを知っている娘は、その面白さにぐいぐい引き込まれて
前半はかなり集中して観ていました(私は吹き替え役のせいであまり集中できませんでしたが...)。
しかし後半、アンの成長とともにマリラとマシューが年老いてきて
マシューがパフスリーブのドレスをアンにプレゼントする場面、
マシューが突然亡くなってしまう場面、
アンが大学進学を断念してマリラと暮らす決意をする場面などは
私も吹き替えどころではなく、ずっとタオルで涙を拭きながら観ているような状態。
娘は娘で、私がボロボロ泣きながら映画を観ていることに驚いてしまい
吹き替えをせがむのも忘れて呆然と私を見ていたかと思えば
突然「もうアンみない!ママないちゃだめ!」。
たしかにこどもの頃、家族でTVを見ていて、父や母が涙を流していると
なんだか居心地が悪いような、ヘンな気分になったものでした。
とりあえず『アンの青春』以降の作品は
一人で存分に泣ける体勢で観た方が、私と娘お互いのためにいいようです。