リビングでおままごとに興じる娘に「お掃除したいから一回お片付けして」と言ったら、
「はい」といつになく素直に返事をしたなぁと思っていたのです。
しばらくしてリビングに戻ってくると本当に部屋は片付いており、
感激したのも束の間、おままごと道具はそっくり私の仕事部屋に大移動していて
娘はそこでおままごとの続きではなく
なぜか私が掃除用に出していたクロスで道具の手入れを始めていました。

自分がやっていた「おままごと」と、私が始めた「そうじ」、
どちらも取ってみた、という感じでしょうか。

ところで最近、娘に言われるといちばんショックな言葉が「ママのおへや、ぐっちゃぐちゃ！」。
たしかに私の資料の整頓が追いついていないことは認めますが、
こうして娘が日々部屋に持ち込んでくるあれこれが後を絶たず、
どんなにがんばっても満足な状態に片付くことがないのです。
こどもが散らかすのは仕方がないとわかってはいても、この状態は自分にはけっこうストレスなので
娘にそう言われると、なんだかやるせない気持ちになってしまうのですが...

でも、片付いた部屋が気持ちいいと思う感覚、
散らかっているとなんとなく落ち着かないという感覚を、
私も失いたくないし、娘にも肌で覚えてほしい。
だから近頃は娘のお尻を叩きながら、一緒に片付ける練習を始めています。