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Feb 21,2013

縁側のトルボー

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とうとうこの日がやってきました! 
我が家の "縁側向上プロジェクト"の第一歩となるアイテムが、昨日の朝到着したのです。

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それはルイスポールセン〈トルボーペンダント〉。サイズは150と220でさんざん悩みましたが
縁側の長さと、天井の引掛シーリング同士の距離を考えて220にしました。
午前中、明るい日が差し込む縁側に設置をしたら、まずは記念撮影。
でもこのときから日が暮れるのが楽しみで仕方がありませんでした。

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ようやく日が暮れると、調光しながらベストな明るさを探り、また撮影。
もう最近は、この瞬間を夢見ながらひたすら仕事していたようなものです...

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縁側の反対側からも。窓ガラスに反射するトルボーを見ながら、その美しいフォルムにまたうっとり。

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寒い中、庭に出てまで撮影!
私がどれほど浮かれているか、お察しいただけることと思います(笑)。

実は縁側にトルボーを設置する計画は、3年前の家づくりの段階から出ていました。
しかし、そのとき工面できるお金と、理想の家を作った場合の金額は泣きたくなるほどの差があるわけで
建築家や工務店と額を突き合わせながら「予算と理想の折り合い作業」を延々くり返すことになります
(いま思い出しても家づくりで一番大変でせつなかったのはこの作業でした)。

その段階で、縁側の照明はいずれ余裕ができたら買い替えればいい、ということで後回しに。
でも私たちはこの縁側に一目惚れして家を決めたので
この空間をもっと自分たちらしくするために
いつかはトルボーを2つ買おう、というのが引っ越し以来目標の一つだったのです。

リビングの〈ウォラート〉に続いて
大切な場所のとっておきの照明がまたルイスポールセンになりました。
〈ウォラート〉も、リビングの照明をこれに決めて本当によかったと今でも満足しているし、
私も夫も、和風の空間にルイスポールセンの灯りが下がっているバランスが、とても好きみたいです。

低予算のために理想と現実の差に泣くことも多かった家づくりでしたが
あのとき見送った夢も、こうして一つずつ後から叶えていけばいいんだなと思いました。
家はモデルルームのようにいきなり完成形を他人に見せるというのものではなく
自分たちが幸せに暮らすための場所なので、時間をかけて少しずつ、作っていけばいいのです。

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Author : Nao Ogawa