ひと月以上も前から娘に「ママ、カチューシャをつくって」と言われていたのに
なかなかリクエストに応えられず、いつも心のどこかに小骨のように引っかかっていました。
昨日の午後は夫が保育園の役員会があったので、私と娘は家でのんびりお留守番することに。
夫を送り出すと娘がすかさず「じゃあママ、わたしにカチューシャをつくってくれたらいいんじゃない?」
娘は娘で、私が本当に忙しくて仕事と家事以外は何もできない時期と、
少し余裕ができて娘のために何か作ってあげられる時期を、じっと観察しているのだと思います。
昨日、私がすぐにカチューシャ作りにとりかかると、
それはそれは喜んで、赤ちゃんみたいに膝の上にのったり、背中からおぶさってきたりしながら
私の針仕事が終わるのを嬉しそうに待っていました。
およそ1時間後、ヨーヨーキルトのカチューシャが完成すると
さっそく髪につけて、夕方帰ってきた夫にも自慢げに報告していました。
私の心にずっと引っかかっていた小骨も、娘の提案のおかげでスッキリ。
久しぶりの針仕事で心身がほぐれて
娘に「ありがとう」と言いたい気持ちです。