昨日歯医者さんで、先生と「こどものことばの面白さ」についての話題が盛り上がりました。
先生のお孫さんが幼い頃「ち(血)」のことを「ちが」と呼んで
何度教えても、けっこう大きくなるまでその間違いを直そうとしなった、という話。
実は私自身まったく同じで、私は4歳あたりからの記憶が鮮明にあるのですが
転んでひざをすりむいたときに「ちががでた!ちががでた!」と泣いて叫びながら
母のところへ走っていったときのことを今でもはっきり覚えています。
幼心に「一文字の名詞なんてあるわけない」と固く信じていたことも、なぜか覚えています。
4歳半の娘は、おませな性格ということもありますが
最近は大人のことばを真似して使いたがり、でもいつもちょっと微妙に違っていて
その感じがたまらなく面白い時期。
夫が先日5歳の男の子としゃべったら、もうしっかり敬語まで使って話せていて
娘のこどもらしいおしゃべりも今年までかもね、と言っていました。
何歳になってもその年令なりの面白さはあると思いますが
このおしゃべりの楽しみが終わっちゃうのはちょっとさみしいなぁ。
最近の傑作は、娘が歌を歌っているところに私が声を揃えて一緒に歌おうとしたら
「ママ、だめ!いま、わたしがひとりでうたっていて、
とってもだいじな、シュウチュウなんだから!」と怒ったこと。
「いま集中して歌ってるんだからやめて」という意味ですが
怒りながら言ってるところがまた面白くて、思わず大笑いしてしまいました。
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さて、週末のお天気が気になるところですが、
日曜日は流浪堂に顔を出す予定です。
Takahiro Koike「Table Talkの世界」
会期:4月3日(水)ー 4月30日(火)
場所:流浪堂
住所:東京都目黒区鷹番3-6-9(学芸大学駅西口から約180m、徒歩2分です)
tel: 03-3792-3082
営業時間:平日12時〜24時、日祝 11時〜23時
休:4月9日(火)、23日(火)