年明けの、ちょうど仕事が過密スケジュールの時期に姉の家に娘を預かってもらいに行ったら
姉が私の顔を見るなりギョッとした顔で「奈緒ちゃん、目の下まっくろ！疲れてるね〜」。
その後メールで「安いパックでも毎日やると効果が出るんだよ！」と
ドラッグストアで買えるパックを強力に勧めてきました。
それと前後して母からも「もう40歳なんだからパックくらいしなさい」と言われたこともあり
素直に姉の勧めるパックを買って、夜お風呂上がりにやることにしました。

パックをしている時間なんてせいぜい15分程度だし、やりはじめて3ヶ月以上経つのに
家族が私のパック顔にいっこうに慣れてくれないのはいったいなぜでしょう？
とくに娘は、お風呂の中で「ママ、きょうもパックやるの？」とおそるおそる聞いてきたり
パックをした直後から「ねぇ、もうとったら？もういいんじゃない？」と促してきたり。
それを聞き流しながら15分後にようやく取ると
とたんに安心した顔で「かわい〜い、ママちゃん！」。

私も昔、母がニュースステーションを見ながらパックをしていた顔を今でもはっきり覚えています。
きれいになるためにパックをしているのに、その効果が表れた肌よりも
パックしている最中の顔の方が家族には強いインパクトをもたらしていると思うと
なんだか複雑な気がするのは私だけでしょうか。

＊イラストは昨晩、私のパック顔を見ながら夫が描いてくれました。