この頃は、日の出とともに起きることが多くなりました。
起きるとまず、コップ一杯の白湯を飲み、ハチミツをペロリ。
頭が目覚めたところで、軽いストレッチをして身体にもオハヨウ。
外の空気を味わおうと玄関に出てみると、つくばいにただならぬ気配が...。

わっ！　抜け殻から出てきたばかりのセミです。まだ色が淡く、じっとしています。
きっと7年間暗い土の中で暮らし、やっと外の世界に出た感動に浸っているに違いありません。

「さぁ、これから7日間、歌っちゃうぞ！」という、意欲に溢れた表情にも見えます。
セミの一生は短いと言いますが、７年と７日生きる虫というのは、ほかにいないのでは！
この姿になるのは、人の一生に例えると、すっかりおじいちゃんということになりますよね。
最後の７日間を華々しく暮らすおじいちゃんってうらやましいなぁ、と早朝5時に思いました。