先日女性ばかりの撮影現場で話をしていて「どこの家庭もそうなんだな」と思ったのですが
男性と女性はお腹が空くサイクルが同じではないので（たいてい男性の方が早い）、
「夫が家にいる日は昼ご飯を作るのが面倒だ」という話題で盛り上がりました。

私も自宅作業の日は机に座りっぱなしなので、昼食はそんなにしっかり食べなくてもいいのです。
しかし三度の食事のリズムをけっして崩さない夫は、11時のコーヒー休憩の頃には
「昼メシどうする？」とソワソワ（何時に何を食べるというメドまで立てておきたい人なので）。

でもありがたいことに自分で料理ができて、しかも私は昼食にあまり関心がないことを知っているので
自分で冷蔵庫をのぞきながらメニューを考え、勝手に決めて勝手に作ってくれます。
ちゃんと私の分まで作ってくれるので、出してくれるなら食べようかなーという感じでいただきます。
そんなわけで昨日のお昼はチャーハン。
夫は何本かの〆切前、私はもう一冊の本の執筆期間に入っているので
娘は夕方まで実家で遊ばせてもらっていました。

それにしても夫のチャーハン、贔屓目なしに美味しく、ちょっと感動するほど早く出てきます。
私の仕事部屋はキッチンの隣りなので、夫が料理をしている音が聞こえてくるのですが
チャーハンのときは「あ、下に降りてきて作り始めたな」と思ったら
ものの数分で「できたよー！」と呼ばれ、食卓に行くと美味しそうな湯気が立ち上っています。

今は市場に買い出しにいく余裕もないので、冷蔵庫の中もなんとなく寂しい状態なのですが
レタスとじゃこと卵のさっぱり具合がちょうどいい塩梅でした。
夫があまりにもチャーハンが上手いので、私は結婚以来チャーハンを作ったことはありません。