連休中と、今夜もまた、我が家ではクリスマスパーティーを行います。
朝から市場に買い出しに行き、帰ってきたらすぐに料理の仕込みで、私は大忙し。
そんな中、市場でふと目に留まった黄色いトルコキキョウを買いました。
お会計をするときにお店の人が「水切りして、水を張った器に浮かべてあげて下さい」と
花首だけをおまけで3つくれました。
言われた通りやってみたら、ゆっくりと花びらが開いてきて
花瓶に生けたのを眺めるのとは、また別の楽しみを与えてくれています。
市場で丸鶏を買ってきてオーブンでローストするのは例年通り。
そのチキンをナンにはさんでサンドイッチにして食べたいと夫が言うので
久しぶりにナンを作りました。生地をこねている私の手元を撮影してくれたのは娘です。
発酵が終わった生地をのばす作業も手伝ってくれました。
強力粉1キロ分(1袋)なので、焼いても焼いてもまだ生地があります。
1人でやっているとただの作業なのですが、娘が一緒だと
粉が床に散らかる面倒はあるものの、おしゃべりの相手にもなるし
単純作業がずいぶん楽しい時間になりました。
2人で力を合わせて、計35枚のナンが焼き上がりました。
こどもに手伝いをしてもらうのも、手作りでクリスマスパーティーをするのも
"手はかかるけれど、そのぶん楽しい" ということは共通しています。
面倒と思えばすべて面倒かもしれません。でも、
美味しさや思い出は、手をかけたぶんだけ深みを増すもの。
それが理屈ではなく感覚でわかってきたような気がするからこそ
私は結局重い腰を上げて、パーティーの準備をするのだろうと思います。