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Jul 18,2014

タンクトップ私的名品図鑑

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夫いわく、私は「シャツのひと」だそうです。
実際、クロゼットの中でいちばん層を厚く持っているのがシャツで、
シャツをメインに過ごせる春から秋の季節は、
毎日自分らしいアイテムを中心にコーディネートができるという意味でも好きです。

さて、タンクトップをタイトルにしたブログで、なぜいきなりシャツの話かというと
シャツのインナーには基本的にタンクトップを着るので、
外からは見えなくても(タンクトップ一枚の外出は私にはNGなので)、
今はタンクトップの季節でもあるのです。
タンクトップもシャツほどではありませんがたくさん持っていて、
しかも自分なりの好みやこだわりがあり...というわけで今日は、
私が現在愛してやまない、そしてこれは名品!と勝手に思っているタンクトップを紹介します。

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まずトップバッターは、マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズのタンクトップ
(一枚目の写真も同様です)。2年ほど前に白を買って、あまりの着心地のよさに感動。
先日セールでネイビーを買い足し、あらためてよさを再認識しました。
とくに好きなのが、極細のリブ生地と、襟と袖にあしらわれた繊細なガーゼの縁どり。
さらっとしていて、肌にそっと寄り添うような肌触りは着るたびに感動します。

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こちらはn100のタンクトップ。
持っている中ではもっとも厚みのあるコットンなのですが、着丈が短めでコンパクトなので
インナーとしてのおさまりがとてもいいのです。襟ぐりが広すぎず、ちょっとボーイッシュな形もいい。

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こちらは対照的に、超薄手で襟のくりも深め広めのAmerican Vintage
約3年前に代々木のHavaneで、過去に味わったことのない
極薄のスーピマコットンの感触に驚き、衝動買い。色バリエーションが豊富で、
どの色のニュアンスもフランスらしく(名前に反してフランスのブランドです)、
まだまだ買い足したいと思っています。
しかもこんなに薄いのに、3年着つづけても風合いが後退していないのがまた素敵!

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そしてこちらは、私がタンクトップというアイテムにこだわりを持つようになった、
最初のきっかけを与えてくれたブランド、JAMES PERSE
まだ直営店もオープンしていなかった約6年前、青山のDrawerで買ったのをおぼえています。
さすがに年季を感じさせる表情になってきましたが、私のなかではまだ処分レベルではありません。
それまでは、年令が若かったせいもあり、タンクトップって消耗品のイメージだったのですが
これを買ってその価値を肌で知ったことで、
「タンクトップって実はお金のかけどころなんだ」と思ったのです。
実際、着用年数はひとによりますが6年も着るなら、1年あたり1000円程度のお値段。
それで肌がよろこび、デザインが洗練されたものを着られるなら、そんなに高くないはず。

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最後はこちら、TOUJOURS。まるでメンズの肌着のように素朴な形で、
長く着れば着るほど、洗濯すればするほど好きになってくるところが不思議。
袖ぐりが、なぜ?と思うほど大きくて、丈も太ももに届くほど長いのですが
ちょっと極端で独特のバランスになんとも愛着がわき、冬もニットのインナーとして活躍しています。

靴同様、せまく深く掘っている、私のタンクトップコレクション。
「タンクトップを買う」という行為そのものにワクワクするのは、
これら名品のよさを、誰に見せるのでもなく、自分ひとりで味わうからでしょうか。
でも、ごくごくたまに、シャツの襟元からちらっとのぞくリブの表情に反応してくれるひともいます。
そんなときはもう「同士を見つけた!」といううれしさで、
思いきりタンクトップ談義に花を咲かせます。

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