とてもお気に入りにもかかわらず、ここ数年出番が減っていたポットが
近ごろ毎日のように活躍してくれています。

それは、麦茶がわりにつくってみたら家族全員気に入ってしまったアイスティーのおかげ。
1リットル以上あるポットの容量は3人家族の普段使いにはもてあましていましたが
アイスティーの作り置きにはとても便利なのです。
最初にこのポットでたっぷり紅茶をつくり、氷をぎっしり入れた保存容器に注いだらできあがり。

このポットは、イギリスの陶器メーカー〈midwinter（ミッドウィンター）〉社の
1960年代のデザインのヴィンテージです。
20代のころ、ミッドウィンターの器のデザインが好きで集めていた時期があり
当時のコレクションの名残の品。
ひとり暮らしの頃は今より来客が多かったので、この大きなポットが日々活躍していました。

好みは変わっていないのにライフスタイルの変化で以前ほど使わなくなってしまっていたものが
ちょっとしたきっかけで再び身近な存在になるうれしさを、このポットを使うたびに感じています。