『pen＋』のAdobe(アドビ)特集が、現在発売中です。
アドビとは今やグラフィックデザインには欠かせないPhotoshop やIllustrator、
InDesignなどを開発したアメリカ、サンノゼにあるソフトウェアの企業です。
僕も写真の補正や加工、イラストをデータにするときにはこれらのソフトを使います。
今回はアドビのソフトを自在に操る2人のスペシャリストにインタビューを試みました。

一人めはモーション・グラフィック・アーティストの佐藤隆之さん。
佐藤さんは26歳で単身渡米し、数々のハリウッド映画のCG映像を制作しています。
『オビリビオン』、『アイアンマン2』、『シャーロック・ホームズ・シャドウゲーム』など、
メジャーな作品を手がけ、アメリカで仕事をすることの楽しさと厳しさを教えていただきました。

もう一人は秋葉原を拠点に活躍する日本人アーティスト、ジョン・ハサウェイさん。
ジョンさんの作品は国内にとどまらず、海外のコレクターたちの間でも人気が高いそう。

かわいらしい女の子のキャラクターと気の遠くなりそうな緻密な背景は、
すべて手作業で描きおこし、一日17時間かけて作品を仕上げていくといいます。
体力と集中力をいかに持続させるかを教えていただきました。

その世界の一流たちから話を聞くのは、とても勉強になり刺激になります。