2週間前のクリスマスに夫からもらったプレゼントは、本と文房具でした。
本は、大好きな庄野潤三さんの小説選集。選者は岡崎武志さん、装幀は和田誠さんという
夏葉社さんらしいこだわりを感じる「これぞ本」というたたずまいの一冊。
前に本屋さんで手にして気になりつつ、買い逃していたのでとても嬉しかった！
開いたとたん独特の「庄野時間」にどっぷりはまれそうな予感......あぁ早く読みたい。

文房具は〈ポスタルコ〉のペンケース。
以前から「ペンが2、3本入るくらいのスリムなペンケースが欲しい」と言っていたのを
聞いていたようで、これはまさに理想の大きさとかたち！

春からまた新しい単行本の取材が始まるので、このペンケースをお守りに
素敵なひとたちの素敵なお話をじっくり聞いてこようと思います。

そして「これはおまけ」と渡された、くるりのバンドスコアブック。
おそらく『sketch』発売以来（つまり2ヶ月間）ギターに触れてもいない私に
喝を入れなくてはという夫の意図が伺えます（笑）。
あーあ、自ら「挫折」という言葉は使いたくないですが
Feistみたいにイカした女ギター弾きへの道のりはどこまでも遠く険しく、
また指先をヒリヒリさせながら練習するより、冬の間はやっぱり読書かなぁ...という気分です。