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Mar 01,2015

メルボルン旅日記 4

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メルボルン滞在もいよいよ後半、今日は4日目の記録です。
滞在中の朝食は毎日こんな感じでした。オムレツ、前夜の残りのサラダ、パン、フルーツ、
そして飲み物はミルクと紅茶。普段の朝食と同じようなメニューですが
食材が前の日に市場で買ったばかりのものなので、やっぱり特別な美味しさに感じました。

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2日目の日記にも書きましたが、ホテルは場所の便利さと部屋の広さが高ポイント。
あとバスルームに洗濯機が備えてあり、毎日お風呂の時間に脱いだ服を手洗いして
それを洗濯機で脱水、その後バスルームとベランダに分けて干していました。
すると翌朝には乾いていて、汚れ物を溜め込まずに済んだのはとても気持ちよかった。
我が家は海外でも国内でも旅先では毎日洗濯、が基本なので
洗剤と物干し用のヒモ、洗濯バサミは必携です。

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さて今日のお出かけは、トラムではなくメトロで。南の方へと足と伸ばします。

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最寄り駅のParliamentから、Flinders Stationへ出て、Sandringham線に乗り換えます。

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電車を待っている間、娘が撮ってくれたツーショット。
今回の旅では夫がずっとカメラを持っているので、必然的に本人の写真が少ないのです。
姿はあまり出てきませんが、この通り元気です(笑)。

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トラムはどの線に乗ってもたいてい混んでいるけれど、電車はそれほどでもなくて
ボックスシートで向かい合いながら小旅行気分が盛り上がりました。さて、到着したのは......

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Balaclavaという街。ここからトラムに乗り換えて海に向かいます。
海が近いだけあって、街並もどこかのんびり、私たちが落ち着きを感じる風景でした。

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前日に続いて、この日の日差しも真夏そのもの。
わざわざ持ってきた麦わら帽子の出番があって、よかった!

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海辺まで行くトラムがやってきました。各停留所の区間が短く、
目的地すぐそばまで連れて行ってくれるトラムは本当に便利な交通手段でした。
到着してすぐにmyki(マイキー)という交通系ICカードの1週間券を買っていたので
メトロもトラムもそのmykiで乗り放題。空港とホテルの往復以外にタクシーの必要もなく
全体的に物価が高く感じたメルボルンでも、交通費は安かったなという印象です。

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トラムを降りたのは、ルナパークという停留所。ここに古い遊園地があるのですが
週末とスクール・ホリディのみ営業だそうで、夏の金曜日でもお休みでした。
残念だけど、開いてたらラッキー、という程度だったので大丈夫。目的は海です。

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遊園地の塀沿いに、海を目指して歩きます。

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海に向かって歩くときって、なぜこんなに胸が高鳴るのでしょう!
自然に歩調も早くなって、信号を待つ間もうずうず。

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着きました、セントキルダビーチ! 私たちは電車を使いましたが、
トラムでも街の中心部からほんの20分の距離だそう。
なのにこんな本格リゾート気分が味わえるなんて、なんだかお得な感じ。

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水着は持って行っていなかったので、サンダルを脱いで足だけ海に入ります。

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水はとてもきれいで、無色透明でした。

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途中から娘が、ボーイフレンドへのおみやげにするのだと貝殻を拾い始めました。
その向こうに、初々しいカップルのデート風景。微笑ましいです。

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ビーチで過ごした後は、セントキルダの街をぶらぶら。例にもれずいい感じの本屋さんがあり、
3人それぞれ店内に散って棚を眺めて楽しみました。CDも売っていて
ふと頭上を見るとTweedyのポスターを発見。夫と顔を見合わせてニンマリ。

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ランチは、セントキルダから少し北へ戻り、チャペルストリートで食べることに。
ここいいかも、と感じたヴェトナムレストランに入りました。

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待っている間はまたぬりえ。私が一緒に塗ると娘は不思議なくらい喜びます。

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フォーとチキンライスと春巻を3人でシェア。どれも美味しかった!
何を食べても美味しいメルボルンでは、一回の食事でできるだけお腹いっぱいにならずに
次を食べられる余地を残しておくことを心がけていました。
食べたいのにお腹いっぱいという事態ほど悔しいことはないですから。

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チャペルストリートにあるこのアンティークモールは
品揃えもコンディションもしっかりと充実していて、見ごたえがありました。
私はこの中のヴィンテージアクセサリー屋さんで、
メルボルンらしい色合いのコスチュームジュエリーのネックレスを5ドルで買いました。

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その後はチャペルストリートをぶらぶらと北上してプラーンというエリアに入りました。
ここにもオーガニック食品が充実しているマーケットがあります。

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フルーツモンスターと化した私たちは、毎日2種類ずつ買うフルーツを
その日の夜と翌朝でペロリと食べ尽くしてしまう勢いでした。
市場内のオーガニック野菜売り場でプラムとぶどうを買ったら
レジで可愛いお姉さんが「このプラム、すっごく美味しいわよ。いいチョイスね!」

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市場の一角に〈The Essential Ingredient 〉という高級食材&料理道具店があって
店内を歩いているだけでもちょっとリッチなお買い物気分が味わえました。
長年使っている小さめのカッティングボードがだいぶ古くなっているから
ここで1つ買っていこうかなぁ......と物色していたら、手前に積まれて陳列していた食器に
娘のリュックが当たって、床に落ちて割れてしまいました。
青ざめて、店の人に謝りながら弁償させてほしいと言ったら
「気にしないで!毎日起こることよ。ほら、もう片付け終わったわ!」とどこまでも爽やか。
感動して、結局ここでカッティングボードを買ってきました。

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普段からどんな失敗をして落ち込んでも、立ち直りがとっても早い娘は
この日もソーセージ売り場で一気にテンションアップ。夕食&朝食用に1本ずつ2種類買います。

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小腹が空いたら、またリンゴをしゃりり。

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ベンチで休む姿も、ちょっと板についてきた感じ(笑)。

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プラーンからさらに北へ一駅戻ったサウス・ヤラという街からメトロに乗り、街へと帰ります。

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プラーンのマーケットではソーセージの他にカジキとエビも買い込み、
この日も夫にちゃちゃっとソテーをつくってもらいました。
シャワーで汗を流してさっぱりした体で夕食を食べる幸せ!

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食後は3人で七並べ。最近トランプに凝っている娘は、
メルボルンでもやりたいと、いそいそとリュックに詰め込んで持ってきたのです。
真逆の季節の外国で、ドラえもんのトランプをして過ごす夜。
非日常と日常のほどよいバランスです。

これにて、メルボルン4日目の日記、終了です。
今日も長尺ブログにお付き合いくださり、ありがとうございました!

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Author : Nao Ogawa