小学校入学にあたり、お道具入れ、上履き入れ、体操服入れに防災ずきんカバーと
用意しなくてはいけない袋が４つあったので
午後からお天気が崩れる予報だった日曜日はソーイングデイとしました。

はぎれや布がどっさり入った行李を開け、娘と生地を選びます。
前に娘の洋服をつくった布の余りぎれがほとんどなので
「これは半ズボンのきじね。なつかしい」とか「これはワンピースといっしょ」なんて
おしゃべりしながら選ぶ姿は、とてもうれしそう。
生地を選んだら、ミシンと裁縫箱をダイニングテーブルに運んで
ホワイトデイにもらったくるりのDVDを横目で見つつ、カタカタと縫製作業。
娘も縫い物をやりたがったので、はぎれを渡して波縫いのやり方をおしえました。

袋が縫えたら、次はおなじみヨーヨーキルトの出番。
シンプルな布にこのキルトが加わったときの愛らしい雰囲気が、私はとても好きで
娘用のアイテムのソーイングは、このキルトなしに成立しないと思えるほどです。
これもやりかたを娘におしえて、一緒にちくちく。
キルトができたら、今度は布への縫いつけがけっこう根気を要するのですが
夕食をはさんで夜まで作業し、残るはずきんカバーへの縫いつけを残すのみとなりました。

このキルトの袋と一緒に、もうすぐ娘の新生活が始まります。
どうか元気な毎日が送れますように...と願いながら手を動かしていたら
出来上がったキルトたちが、なんだか娘のお守りのように見えました。