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Apr 08,2015

京都 拾得という場所

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京都には歴史あるライブハウスがあります。
3月の滞在中にどうしても行きたかったのが、二条城の北にある拾得(じっとく)でした。
扉野さん(メリーゴーランド店主 潤さんの旦那さん)に誘われて、吉田省念さんのライブへ。


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築300年の酒蔵を改装した拾得は、飲食と音楽を楽しむ場として42年前にオープンし、
玄米定食や自家製パンのサンドウィッチなど、オープン当初からフードにも情熱を注ぐお店です。
客席のどこに座っても演奏がちゃんと見渡せるというのは、本当に素晴らしいと思いました。

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吉田省念さんは2011年から約2年の間、くるりに在籍していたことでも知られ、
現在はさまざまな音楽家たちとコラボレイトしながら、京都を中心に活動を続けています。
扉野さんと僕はいちばん前に座り、吉田さんの歌と演奏を目の前で楽しみました。

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ライブ後もゆっくりと飲食ができるため、出演者と一緒になってくつろげるのが拾得のいい所。
この日は吉田さんの誕生日。終演後に、即興セッションが始まるうれしいハプニングも!
向かって右奥が吉田省念さん、隣は僕が学生の頃から大好きなギタリスト塚本功さんです。


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拾得の瓶ビールは、日本最古のビールブランドとして愛されるサッポロラガー(赤ラベル)。
僕が『sketch1』の「晩酌おやすみ中」の挿絵として描いた思い入れのあるビールです。


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初めて見た吉田省念さんは、生の歌とメロディーを大切にしながら、
ハッとするような鋭いフレーズが、きちんと耳の奥まで届く素晴らしい演奏でした。

拾得を訪れて、昔から残っているお店には明白な理由がきちんとあり、
店に集まる人たちは、思い思いにそれを楽しんでいることを肌で実感しました。
僕らのサイトも、いろいろなことをちゃんと届けていけたらいいなと改めて思いました。→ NEWS


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Author : Takahiro Koike