インタビュー連載「思い出の味」で、ドリフターズの仲本工事さんを取材しました。
毎週土曜日に『8時だよ 全員集合！』で育った僕には、ドリフはもう夢の存在なのです。

取材のとき「じゃぁ、メガネを変えますね」と、お馴染みの黒縁メガネに！！
以前仲本さんとお母さんが経営していた渋谷の居酒屋に通っていた話をすると、目を細めてうれしそうに喜んでくれました。バンド演奏にも定評があったドリフは、ビートルズの武道館公演の前座も務めています。（仲本さんとブーさんがギター、いかりやさんがベース、加藤チャンがドラム）

トレードマークのメガネを外し、長さんと2人で挑んだ伝説の名作コント「バカ兄弟」は、綿密に台本を作り、時間をかけて丁寧に撮影していたそうで、仲本さん自身もお気に入り。あまりにもストレートなタイトルがPTAのクレームの対象となり、残念ながら終了してしまったそう。
コントのネタは5人全員が揃って意見を出し合うスタイルを最後まで貫いたドリフターズ。常にギリギリの所で本物の笑いを追求していたのだと、あらためてドリフの偉大さを痛感しました。

メンバー全員腕利きのバンドマンというところも、ドリフの強み。音楽ネタを得意とし、
長さんが演奏中に叫ぶシャウト(合いの手)は、絶品だったとリスペクトしていました。
雷様での仲本さんのギターも良かったぁ...。大好きなコントです。

ドリフターズは今も解散していないというところが、本当に素晴らしいと思います。
仲本さんのインタビューは、現在発売中の『栄養と料理』9月号に掲載されています。
それでは楽しい週末を！　アー ビバノンノン♪