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Aug 06,2015

初台湾・私的ベストその3

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今日も台湾私的ランキングの発表を続けたいと思います。
つづいては第3位!......「間食」です。
お気づきのように、私の初台湾は、ほとんど食の記憶で埋め尽くされつつある状態。
それくらい、どこで何を食べても美味しい街でした。
その中で、食事でもデザートでもなく、小腹が減ったときにさくっと食べた、
塩気のある間食フードのおいしさが忘れられません。
その一つがこちら、初日の午後に行った「阿田麺」。

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さっぱり塩味の麺は大好物なので、台湾ではすぐ食べるぞ!と意気込んでいました。
ここはホテルからも近く、地元民に人気の歴史ある店として本にも載っていたので
目がけていったところ、予想以上に年季の入ったたたずまいに一瞬困惑......
日本だったらまず入らないかなぁという店構えですが、勇気を出して入店!

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ところが運ばれてきた陽春麺の旨さに「わわ、なにこれ!」とのけぞりました。
麺の一つはビーフンにして、煮卵と鶏肉をトッピング。一人前60元(約180円)。
娘は「いらない」というので2人前だけオーダーし、
ちょっとだけ取り分けてあげたのですが......

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一口食べて「もっとちょうだい」。結局私と半分こする勢いで食べて
最後はご覧の満足げな表情。周りを見てもスープを残している人は誰もいないほど
あっさりと澄んだ、おいしいスープでした。

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もう一つ、胃袋に刻まれたおいしい間食が、最終日に行った永康街にある「誠記」の葱餅。
4年前に台湾旅行をした友人から「これは絶対食べるべし!」と言われていた一品で
ただでさえ暑い中でアツアツの餅を食べることにうっすら疑問を感じつつもトライ。

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どれだけ暑いかは娘の表情が物語っていますね(笑)。
ところが一口食べた瞬間、またもや「わわわ!なにこれー!」状態。

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「さくっ」と「もちっ」が溶け合うこの食感と、ほんのりとだしの効いた味わい、
ちょっと日本にはない感じ! 暑がりで汗ダラダラだった夫が、
一人でまるまる一枚買って食べたいのに、あまりの暑さで決心できなかったことを
今だにブツブツと悔やんでいる(笑)、そんな印象深い美味しさでした。

今回のランキング形式での旅報告に対して、
ブログ読者の方々から意外と好意的な反応があり、ホッとしています。
実は台湾報告の初日からもらしていますが、
今回の台湾、私たちとしてはけっこう悔いや課題が残る旅でした。
暑さや滞在の短さなど不可抗力の部分もあるし、自分たちの準備次第で防げた部分もあるし、
予想とちょっと違っていたところもあるし......夫とぽつぽつそんな話をしながら、
最後は「まぁ勉強になったね」の一言でまとめているのですが。

でもこうして写真を整理しながらブログを書いていると、
これはこれで案外悪くない旅だったのか!?という気がしてくるから不思議。
体験と記憶の関係性って、複雑なのか単純なのか、なんだか面白いですね。
ではまた明日!

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Author : Nao Ogawa