ごくたまにですが、ちらし寿司をつくります。
思い立ってその日につくることはあまりなく、たいていは
「今週末はちらし寿司つくろうか」という感じで
言い出してから作るまでに数日の猶予があるため、実家に寄って飯台を借りてきます。

この飯台と私の縁は、実は長くて深いのです。
先日あらためて母に確認したところ、母が結婚してすぐ買ったものだとのことで
ということはもう50歳（両親は今年、金婚式です）！
私が育った家は、祖父母も同居していて７人家族という大所帯だったので
簡単に大人数分の用意ができるちらし寿司や手巻き寿司は週末ご飯の定番でした。
末っ子の私は、炊きたてのごはんをこの飯台に移し、寿司酢を混ぜながら扇ぐ「酢飯係」で
ほんのり甘酸っぱい酢飯が美味しくて大好物で、
パクパクつまみ食いしながら作業した思い出があります。

同じように、使うときだけ実家から借りてきていたたこ焼き器（→ BLOG）は
その後、結局は自宅用を買いましたが、飯台に関してはそういう展開は今後あるのでしょうか。
もしあるとしたら、やっぱりこの５合用36cmサイズを買うだろうと思います。
家族の人数は半分以下ですが、私にとって飯台のスタンダードは、実家のこれだからです。