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Feb 17,2016

阿久悠記念館

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楽器と学生の街で知られる御茶ノ水の雰囲気が好きで、仕事帰りに立ち寄ることが多いです。
楽器店に行く際、必ず通るのが明治大学。地下に阿久悠記念館があるとは知りませんでした。


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明治大学の卒業生だった阿久さん。寄贈された1万点を超える資料が展示されています。

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入り口には作詞を手がけたシングル盤がびっしりと並んでいました。(これには興奮!)


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館内は静岡県の宇佐美にあった自宅書斎が再現され、(左奥に見える畳の部屋がそうです)
作詞家の息吹が間近に感じられました。中央にはレコード大賞のトロフィーが並んでいます。

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偶然この場所を見つけたこともあり、ひと通り見終っても興奮はしばらく冷めやらず。
時間をかけてシングル盤を一枚一枚じっくり見入って、大満足で記念館を後にしました。

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ちょっとうれしかったのは、作詞の時に使っていたという筆記具。(写真でも手にしています)
高級な万年筆ではなく、ぺんてるのサインペンなのです! ウチにも3本ありました。


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我が家のレコード棚にも、阿久悠さんが作詞したシングル盤がありました。当時1歳だった僕が、この曲を聴くと必ず泣きやんだと母がうれしそうに語る、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。6歳の頃、父が最新のラジカセでテレビから録音した「ヒット曲集」というカセットで何度も聴いた森田公一とトップギャランの「青春時代」。男女の別れや青春のはかなさを、軽快なメロディとソウルフルなボーカルで、明るく仕上げたところに歌謡曲のよさがあります。記念館は入場無料。御茶ノ水に立ち寄る楽しみが、もうひとつ増えました。→ 明治大学 阿久悠記念館


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Author : Takahiro Koike