私の朝ヨガ仲間に、先週末から夫と娘が加わりました。
いずれ本人も書くと思いますが、実はかねてから夫をヨガに誘っていました。
同じデスクワークだし、私よりも体質（体型？）的に腰痛や肩凝りになりやすいので、
ウォーキングや水泳もいいけれど、ヨガの方が早く効くかもよ、と
さりげなくを装いつつ、でも割としつこく囁いていたのです。

少し前からあまりにも夫の肩凝りがひどそうなので、
土曜日の朝ごはん前に「一緒にヨガをやろうよ」と提案してみると、
藁にもすがりたい状況だったのか、めずらしくすんなり「やろうかな」。
普段私が一人でヨガをしているときは見向きもしない（このやる気は一瞬でした → BLOG ）
娘までが「わたしもやる！」と参加表明し、リビングにマットを３枚並べて、
私の自主トレの友、『ブライアン・ケストのパワーヨガ』のレベル1をやってみたのです。

私がこの半年間、ヨガの自主トレを続けてこれたのは
このDVDとの出会いのおかげといっても過言ではありません。
ロサンゼルスのカリスマヨガインストラクターのブライアン・ケスト氏のレッスンを、
日本におけるパワーヨガの第一人者である綿本彰先生
（実は私のヨガの入口は綿本先生のヨガ教室でした）の日本語吹き替えを聞きながら
受けられるという贅沢な内容です。

何よりも素晴らしいのが、ブライアン先生の指導法、というより、その語る言葉。
レッスン内容はけっこうハードなのですが
きついポーズで長いキープ時間を耐えているところに
「無理しなくていいんだよ。できるところまでやれたら目標は達成だ」
「がんばった分だけ、喜びが待っているよ」
「筋力も柔軟性も何でも、少しずつ、少しずつ、ついてくるんだ」
「でも目的は筋力や柔軟性じゃない。いきいきした体を手に入れることだよ」......etc.
穏やかな語り口で、やさしく励ましながらやる気を奮い立たせてくれる言葉が
レッスンの50分間、シャワーのように降り注いできます。
Amazonのレビューでは「その言葉に気が散って集中できない」という意見もありましたが
私は何十回聞いても感動してしまい、聞きながら
「あー、こうやって語りかければ人って気持ちよくやる気を起こすんだよなぁ」と
いつも娘にガミガミ言っている自分を反省したりしています。

ブライアン（＝綿本）先生の語りの素晴らしさは夫もすぐに感じたらしく、
ここ数日間、ヨガの後で朝ごはんを食べながら
「あのセリフもいいよね〜」と盛り上がっている私たち。
夫の肩凝りにもさっそくヨガの効果があったようで
しばらくは続けたいと張り切っているし（なぜか娘まで）、
私も暗い＆寒い中での早起きヨガの仲間が増えて、心強いかぎり。
おまけにブライアン先生の素晴らしさを３人で語りあえる日がくるなんて、
本当にうれしいです。