街はゆったりしていますが、来週〆切を控えているため、いつもと変わらない日々を送っています。そんな夜の楽しみはやっぱり食事です!
義母から採れたての大きな筍をいただき、刺身や煮物にして食べました。和風もいいけど洋風もイイネ!と、さっそく鶏モモと煮込んでトマト煮にしてみました。筍、ニンジン、ジャガイモを同じサイズでカット、チリパウダーとシナモンで香りをつけ、バターとハチミツでコクを出します。カレーと同じように盛り付けると、奥さんも娘も喜んでペロリです。
恒例のダッチオーブンにも挑戦してみました。豚の肩ロースとニンジンとネギを入れたのですが、これも美味しかった! 筍は淡泊なので細かく小さめにカット、塩を強めにしてバランスを取ります。こちらはガラムマサラとクミンパウダーでほんのりスパイシーに。この時季だけの食感を楽しめば、翌日の仕事は順調に進みます。
竹に旬と書いて筍。旬のものがカラダにいいのは、ぐんぐん伸びる勢いが詰まっているからです。菜の花やたらの芽、こしあぶら、こごみのような、青々と勢いよく飛び出してきた新芽の苦みとえぐみを、本能的に食べたいと思うたびに、カラダの中にもようやく春がやってきたのだと実感するのです。