こどもの頃からインドア派で、運動が得意でも好きでもなかった私が
ヨガを通じて筋トレに励むようになるなんて、数年前まで思いもしませんでした。
でも、朝ヨガを始めて8ヶ月。全身に少しずつですが筋肉がついてきて
まずなにより実感している成果は、「疲れにくくなった!」ということ。
これは本当に素晴らしいごほうびで、人は、「疲れた」と感じさえしなければ
そのぶん多くのことを、楽しく軽やかな気分でこなせることを、今さらながら知りました。
かつてのように細いパンツが履きたいとか、肌を出すおしゃれがしたいという動機で
ダイエット的にヨガに励むのではなくて
前向きに人生を歩める体、つまり、元気でイキイキしていて疲れにくい体に
ちょっとずつでも近づきたいと思いながら、ヨガに取り組んでいる今。
この動機づけが今の気分にフィットして
予想以上のトレーニングの継続を後押ししてくれているのかなと感じています。
そろそろ四十代中盤を迎えるという年令になって思うのは
四十代以降は、体のことも、暮らし方や働き方のことも
どれだけ明確に意識を持ってイメージを描いて、行動するかが大事、ということ。
「もうトシだから」とか「こういう体質だから」「こういう性格だから」と
暗い気持ちでため息をつくひまがあったら、まず体を動かしてみる。
そして爽快な気分で汗を拭いていると、
次の「やる気」が体の内側から沸き起こってくる......と信じています。
ちなみに、私がヨガをしていると、後から起きてくる娘が
デジカメをかまえてパシパシと写真を撮ってくれるのですが、
これがポーズの確認ともう一つ、「うぅ、ここの肉をなんとかせねば......」と
現実を直視するのに、なかなか役立っています。
私の長年のコンプレックスである二の腕は
おそらく今後、劇的に細くなることはないと思いますが
最近は「同じ太いなら贅肉より筋肉の方がいい!」と考えることにしました(笑)。