連載中の「思い出の味」で"パックン"こと、パトリック・ハーランさんを取材しました。朝の情報番組や夜の討論番組で的確に空気を読みながら、きちんと笑いをとる爽やかな姿を観て、ぜひ会ってみたいと思いました。

名門ハーバード大学を卒業後に来日し、奨学金を返済しながら福井で英語教師として働き、夢だった役者の道へ。その後、芸人の道に誘われ、路上ライブで経験を積んでいったそう。7歳の時に両親の離婚で母子家庭になり、10歳から18歳まで新聞配達をして家計を支えた苦労人です。

現在は東京工業大学の非常勤講師も務め、9歳の息子と7歳の娘のよきパパ。笑いと政治を自分の言葉でしっかり語れる堪能な語学力には本当に驚きました。しかも面白いだけでなく、納得できる深い話がポンポン飛び出してくるのです。できあがった原稿を読んで、喜んでいただけたのもうれしかったです。

身長184cmのパトリックさんは、僕と同い年。大いに刺激を受けました。
鋭いコラムを（しかも日本語で）書けるのは本当にすごい。→ 「パックンのちょっとマジメな話」

パトリックさんのインタビューは、現在発売中の『栄養と料理』9月号に掲載されています。