先日７年ぶりの再会を果たしたマンガ家で絵本作家の田中六大くん。→ BLOG「７年ぶりの再会」
奥さんのご実家が川向うの隣町という面白いご縁で、遊びに来てくれました。奥さんと4歳の息子さんと1歳の娘さんも一緒です。ウチの娘は六大くん一家が来てくれるのをずっと楽しみにしていて、何週間も前から絵本を並べて待ち焦がれていました。初めて会った六大くんに似顔絵を描いてもらい、もう大喜びです。

いつでもどこでも呼吸をするように絵を描く六大くん。さっそくテーブルでサイン会が始まりました。息子さんの子育て中に偶然見つけた僕らのサイトが気に入り、毎日欠かさずブログを見てくれる奥さん。この日初めてお会いしたのですが、ブログの内容や出来事をよく知っているので、いろいろな話がとてもスムースで、質問もマニアック（笑）。奥さんは僕らをよく知っているのに、僕らは「初めまして」という不思議な関係が、なかなか面白かったです。

すべての著書に絵とサインを描いてくれました。手前左下の『ひみつのきもちぎんこう』は、今夏の小学校低学年の部 課題図書に選ばれています。課題図書に選ばれるるなんて、本当にすごいっ！ 娘はこの本で読書感想文を書くんだと、はりきっています。

先日小学校で読み聞かせをして、とても盛り上がった『うどん対ラーメン』には、絵本の1ページになりそうほど丁寧に描いてくれました。これには娘が大喜びのはず!･･･でしたが、みんなで食事をした後にまさかの発熱。六大くんの息子さんや娘さんに迷惑をかけられないと、途中から２階で寝かせました。冷えピタをおでこに貼って、悔しそうに泣きながら２階へ上がる娘を見て「早くよくなるように」と、この絵を仕上げてくれました。ありがとう。

六大くんの奥さんも絵本を描いています。やわらかで力強い線とパキッとビビッドな色合いに、やさしい表情をしたふじさんがぶらんこに乗るという壮大なストーリーの『ふじこさんのぶらんこ』。色がとってもきれいで、細部まで緻密に描かれた原画を一度見てみたいと思いました。

子どもたちとお絵かきや積み木で遊んでいると、あっという間に夕方です。絵を描くことは、頭と手を直結させること。絵も文章も、もっともっと上手くなりたいと２人に会って強く思いました。

熱が下がった娘は、今日も２人の絵本を読んでいます。