連載中の「思い出の味」で、元モーグル日本代表選手の上村愛子さんを取材しました。
16歳で親元を離れて、毎月のように海外遠征をしていた上村さん。オーストラリア、ニュージーランド、スイスやカナダなど、上質な雪山での合宿を3週間、帰国して1週間するとまた次の遠征へ。ほとんど日本にいない生活を20年も続けていたそうです。
豪快な高さのあるジャンプや華麗にコブを滑降する上村さんの勇姿は、今も目に焼き付いています。体調が良くないと感じたら、ストレッチやヨガで整えているそう。頭が身体を理解して、身体が頭を理解する。両者の距離が近ければ近いほど、効率的に無理なく反応ができる。身体と常に対話ができるアスリートの方とお話すると、生き方や身体との向き合い方を、見つめ直すヒントやきっかけが必ずもらえます。
上村愛子さんのインタビューは『栄養と料理』10月号の掲載されています。