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Oct 04,2016

藤子・F・不二雄ミュージアムへ

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娘の8歳の誕生日を祝うために、「藤子・F・不二雄ミュージアム」へやってきました。娘も僕も初めて訪れたのですが、日曜の朝10時からものすごい人です。恐る恐る入場すると館内はとっても広々としていて、展示スペースはゆったりと観ることができました。


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開館5周年の特別企画は「ドラえもん名作原画展」。写真撮影ができるのはうれしい計らいです。

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特にカラー原画の美しさは、ため息がでるほど・・・。原画のサイズは雑誌よりひと回り大きく、シンプルな線でも太さがあるので、かなり迫力があります。

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『ドラえもん』の連載がスタートしたのは1970年、僕の生まれ年です。その後TVアニメ化され、映画化されたので、一緒に育ってきたような不思議な親近感があります。

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小学生時代は毎回登場する「ひみつ道具」を一つひとつ描くのが好きでした。映画の原作は『コロコロコミック』を読んでから、映画館に行くのが春休みの決まりです。


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20代後半に「SF短編集」を読み、子ども向けのマンガにはない奥深さに圧倒されました。


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62歳で亡くなってしまった翌年、新宿に原画展を観に行っています。原画を観たのは約20年ぶりでしたが、藤子・F・不二雄さんはいちばん影響を受けたマンガ家だと、あらためて強く思いました。
「ディズニーランドと藤子・F・不二雄ミュージアムのどっちに行きたい?」とたずねた時、「藤子・F・不二雄ミュージアム!」と叫んでくれた娘に、心から感謝です。

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数多くの原画の中で、コミックス16巻に収録されている名作『パパもあまえんぼ』が見られたのは、大きな収穫でした。扉ページに描かれたのび太とママを見ているだけで、スゥッとやさしい気持ちになれます。大満足で広いミュージアム内を隅々まで娘と観て回ると、奥さんが待つ家へと向かいました。


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Author : Takahiro Koike