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Oct 10,2016

キッチンの壁塗り

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今月はじめ、かねてから計画していた「キッチンの壁を塗る作戦」をようやく実行しました。

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いつもゴミ箱を二つ並べて置いている後ろの壁が、ふたの開閉時に金具があたることで
壁紙がこすれたり黒ずんだりしてしまい、その汚れが気になっていたのです。

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また、このキッチンは北向きで日中も薄暗いため、
少しでも部屋が明るくできないか、といつも思案している場所。
ならば思いきって、汚れている箇所を含めて部分的に色の壁にしてしまうのはどうだろう、
と考えたのです。その色を何色にしようか、しばらくぼんやりと悩んでいたところに
夫の仕事部屋の本棚で、1970年代のキッチンインテリアのアイデアを紹介する
アメリカの洋書を発見。なんだかいい予感がしながらめくってみると、
その中に、濃い茶色の木製家具と、黄色の壁を組み合わせたキッチンがあり
「黄色っていいかも!」とピンときました。

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慎重に養生をしたら、いざペンキ塗り開始。
どうせ二度塗りするので、最初は壁に自由にお絵描きをしていいことに。
娘と夫が絵を描く役、そして私はそれを無慈悲に塗りつぶしていく役(笑)。
これまでいろんなものをペンキで塗ってきましたが、室内の壁を塗るのははじめてです。
でも養生さえちゃんとやれば、なんの難しいことも、失敗することもなく、楽しい作業。

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ペンキがずいぶん余ったので、対向面にある、私の仕事部屋入口の引き戸も塗ることに。
この引き戸はリフォーム時に既存の襖を再利用しているため、和紙が貼られていたのですが
最初、写真のようにその上からペンキを塗ったところ、
ペンキの水分で紙の表面がうねってしまって失敗。
そのためペイントした和紙をすべてはがし、
下に隠れていたベニヤをペイントし直すことに。
お天気が悪かったせいもあって、昼前から始めた作業がすべて終わったのは夕方でした。

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それでもどうにかこうにか、キッチンの壁の部分塗り、完成です!

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この黄色は、ペイント専門店〈color works〉に、お手本にしたいキッチンのページを持ち込み、
スタッフの方にアドバイスをいただきながら徐々に候補を絞り込んで、
最後まで自分の目で選んだ色。

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思いがけず手間がかかった引き戸の方は、こんな感じです。
ここの襖が目に入るたびに、いかにも再利用感がにじみ出ていて不満だったのですが
それがようやく解消されました。
ちなみに左のお勝手口のドアも、数年前に〈color works〉で選んだペンキで塗ったもの。

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大事なペイントのときにはいつも頼りにしている〈color works〉のペンキ。
今回も、イエロー系だけでも何十色もある中から、
かすかにグリーンの混ざったような、発色のいい絶妙な一色に出会うことができました。
ショールームでは、ペンキのほかローラーや刷毛や養生のための道具まで
ひと揃い買うことができて、スタッフの方のていねいなアドバイスも受けられるため
色にこだわったペンキ塗りを考えている方には、ぜひおすすめしたいです。

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Author : Nao Ogawa