だいたい二週間に一度の割合で行く、市場への買い出し。
最近は野菜の価格高騰にくわえて、物価全体が上がっている実感がはっきりとあるので
買い物はいつだって真剣勝負です。ただ安ければいいわけではなく、
できるだけ新鮮なものを、シンプルに、安心していただきたい。
だから市場で吟味して買ったものが、アタリだったかどうかを確かめる意味も含めて
買い物から帰るやいなや、下ごしらえや冷凍保存の準備に取りかかります。
この日は、安く出ていた紅玉と、デザートとして毎食いただいている柿の特売をゲット。
状態をたしかめたら、どちらもアタリ!
どうやっていただくのがいちばんいいか、よくよく考えます。
わたしも夫も入稿準備に励む今週、明日はぐっと冷え込むとの予報だし、
準備が簡単で体も温まる煮込み料理が続く予定です。
この立派な大根は、見た瞬間に手羽先と一緒に煮込むおでんがふわっと思い浮かびました。
葉っぱだけは、新鮮なうちに醤油とみりんと一緒に炒めて常備菜に。
地元で穫れた一束100円のほうれんそうは、茎は胡麻和え、葉はカレーに。
野菜を触りながら、メニューがどんどん沸いてきて、献立が決まっていきます。
野菜と果物をスピーディに処理していく皮切りとして、紅玉3個は朝食用のジャムに。
残りは、ティーブレイク用のお菓子を夕食後に焼きました。
そちらもおいしくできたので、また報告しますね。
為替変動のニュースや、昨日の地震のこと、経済の状況など
不安になろうと思えば、材料には事欠かない現在ですが、だからこそ
個々が文字通り「体力」すなわち「生命力」をつけることが大事だと感じています。
そのためにはまず、健全に食べること、寝ること、動くこと。
何を信じるか信じないかは、そうした健やかな生活を送る先に
自然とみえてくるものなのではないかという気がしているこのごろです。